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2007年10月15日月曜日

みどり病院でのスケッチ


           夏は必ず朝顔を植え、一花一花を愛でていました。
           そのような日々を懐かしんで描いたのでしょう。
           バックの華やかな色合いは、白い病院の壁の中の
           イメージの世界です。

みどり病院でのスケッチ


           夏の風物 ほうずき市で鉢をもとめ、よく描いていました。
           さらっと書き留めたほうずきに、愛情が込められています

みどり病院でのスケッチ


         大好きな向日葵は、何十回となく描いているので、さらさらと
         スケッチします。病院のベッドの上でクレヨン画きしたもので、
         亡くなる1週間前頃の作品です。

2007年10月12日金曜日

焼岳2


        焼岳は生きている。
        時おり上がる水蒸気を見ていると、
        山の鼓動が聞こえてくるようだ。
        自然を侮ってはいけない。
        長生きな自然の営みのほんのひとこまに、
        私たち人間が関わっている。
        いまや、地球の声に、耳を傾ける
        時がきている。
        人間の巧みより、自然のたくみ。

2007年10月11日木曜日

西安郊外


       西安の街も郊外も、ベンガラ色の土があふれて
       いました。
       鬱蒼とした街路樹、家々、人々が、なじみ深い
       土に覆われています。
       シルクロードをたどって郊外に出ると、人は土と
       一体となって、呼吸していました。
       自然の中で生きる強靱な生命力がそこにはあった。

2007年10月10日水曜日

仙石原



      高原のすすきは うねりとなって 山を這い登る
       夏に飽いた心身は 草原に埋もれて蘇生する
        秋風が一層 人懐かしい思いを募らせる

2007年10月9日火曜日

桂林乱調


      時には厳しい山水の動き 一瞬の光芒は水を貫き
           乱雲は 天地に逆巻く
      小舟は波間に翻弄され 大いなる力に額ずく

2007年10月8日月曜日

谷川岳紅葉


     冬の訪れを前にして 山は絢爛豪華 色彩の饗宴
         谷川岳の峻厳を 紅葉の衣で包む
     樹々は力の限り 束の間の秋を楽しみ 冬の眠りに就く

2007年10月5日金曜日

ストックホルムの残照


   フィヨルドを訪ね、荒涼とした自然をめぐる北欧の旅に出ました。
   透明な空気に満たされて、空がすばらしく美しい。
   残照がストックホルムを豪華に染め上げていました。
   きっと、海の魚たちも水の中で、この夕陽を眺めているに
   ちがいない。

2007年10月4日木曜日

焼岳1


     焼岳は大正4年生まれ、僕より一つ下の弟です。
     上高地を訪ね、大正池や焼岳に会うたびに、
     特別の親しみがわきます。
     ここはいつの季節も美しいが、秋はとくに絢爛豪華。
     ありったけの絵の具を使って、山の生命を僕にもらった。

2007年10月3日水曜日

大雁塔



 80歳を前にして、やっと長安(西安)の都を訪ねることができました。
 中国三千年の歴史は、ロマンをかきたて悠久の世界を広げてくれます。
 折しも、玄奘(三蔵法師)ゆかりの寺、慈恩寺の大雁塔に、安倍仲麻呂が
 仰いだ月が上りました。
 イメージは、夢と現実を区別しない。

2007年10月2日火曜日

荒川の残照



    故郷、新潟県関川村は山形県境の小さな村。
    村の中を流れる荒川には、今も鮭が踊り、四方の山々は緑が濃い。
    夕餉の頃、外は一日を惜しむ残照が、川面に映えていた。
    誰もいない河原は、私だけのキャンバス。
    夕日に一日の感謝を込める。